風呂場でスマホやiPodの音楽を聞くときの定番として、防水対応のBluetoothスピーカーのSRS-X1という製品があります。
単体ではモノラル再生になりますが、音質は悪くなく、もちろんスマホ本体よりは断然優秀です。
真っ先に目を引く球形のデザインがオシャレで、なかなかに満足度が高いです。特徴的なのが2台揃えるとステレオ再生が可能になって更に音質がアップすること。
今回はそんな球形スピーカーを意図せず2台揃えてしまったので、X1によるステレオ環境のレビュー記事です。
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【目次】
SRS-X1の良いところ
X1を使い始めてけっこう経ちますが買ってよかったと満足しています。
- USB充電式で気軽に充電できる
- 球形のオシャレなデザイン
- 防水対応のBluetoothスピーカーとして必要十分な機能と音質を備えている
- NFCを利用することでスマホをタッチするだけでペアリングできる利便性
- 2台用意することでさらに高音質なステレオ再生が可能になる
ソニーはたまにこういう面白い製品を発売するんですよね。
歴代最高のBluetoothイヤフォン「MW600」の後継モデルを探し求めて - スマホとデジ生活
そしてだいたいの場合、それほど売れなくて後継機種が発売されないまま消えていきます。
なんで2台買ったの? そんなにステレオが好きなの?
ええ、そうですね。やっぱり音質にこだわりたかったので…と言いたいのですが、違います。
X1を無くしたので、仕方なく色違いのX1をもう1台買ったら、初代がひょっこり出てきた。
X1を紛失した時もショックでしたが、2台目を購入したあとに初代が見つかったときの虚無感といったらもう…。
引っ越し用のダンボールの一番下にあって気づかなかっただけなんですが。自業自得ですが──
せめてこの2台を使ってステレオ構築の記事を書くしかない。そうでもしないと心が折れる…
そんな熱い思いで今回の記事は書かれています。
ステレオ再生の方法
気を取り直してステレオ再生の手順ですが、拍子抜けするほど簡単です。
- 2台のX1を近づけて(1m以内)電源をON
- 一方のX1で◀◀(曲戻し)ボタンを長押し、もう一方のX1で▶▶(曲送り)ボタンを長押し
- ◀◀(曲戻し)を押した方のスピーカーのLEDが白色に光り、▶▶(曲送り)ボタンを押した方のスピーカーが青色LEDになれば成功
- LEDが青色になった方のスピーカーをいつも通りの方法でスマホなどとペアリングすればOK
- 音楽を流せばステレオ再生されます
ステレオ再生が成功するとこんな感じになるわけですね。
風呂では電気を消して音楽を聞くので、暗闇ではこんな感じに光ります。
スマホのカメラだとLEDしか分かりませんが、肉眼だと丸い輪郭程度は見えています。
音質はどれくらいパワーアップするの?
正直、そこまで変わりません。
ですが、元からそれなりの音質で鳴るのでステレオ再生によって一般的なスピーカーと比べても遜色ないレベルになります。
利点としてはスピーカー同士もBluetoothで接続されること。「2台を離して設置することも出来るし、近づけて鳴らすことも出来る」
風呂場なら浴槽の端と端に置くとか可能です。両肩の後ろの方に置いて、小音量でゆったりと環境音楽を聞くのも良いです。
結論:2台買う価値はある?
ぶっちゃけて言います。
音質は向上するので買っても損はしませんが、あえて買い足すほどではありません。
最初に1台買って、あとから追加することでパワーアップというのは自作PCみたいでデジオタ心をくすぐりますが、高音質を目指すのであれば最初から高級防水スピーカーを狙った方が良いですね。
私のように、「無くしたと思ってもう1台買ったら最初の1台が出てきた」みたいなレアなケースだと、2台購入したことが無駄にならないという意味でありがたい機種です。
しかし最初の1台としては自信を持ってオススメします。
防水Bluetoothスピーカーとしての出来はバッチリですよ。
難点としては、今回も後継機が出なさそうなことですね(高音質コーデックのLDACに対応したX2発売を待っています…)
SONY ワイヤレスポータブルスピーカー Bluetooth対応 防水仕様 バイオレット SRS-X1/V
- 出版社/メーカー: ソニー
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