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【外観・音質】ソニー最強のノイズキャンセリングヘッドフォンWH-1000XM2レビュー

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ソニーのハイエンドBluetoothヘッドフォン「WH-1000XM2」をついに購入しました。

ハイエンドである1000Xシリーズの中でも、とくに音質とノイズキャンセリング性能に注力したモデルで、店頭で前モデルMDR-1000Xを試聴したときに周囲の雑音が消えていく衝撃体験が忘れられずに悩み続けること数ヶ月。

発売前のWH-1000XM2をソニーショールームで試聴したりと、色々試したうえで決めました。

到着してから1週間ほど使っていますが今のところ満足しています。後ほど詳しく書きますが音質いいです。ヤバイです。

というわけで今回は外観や音質を中心にしたファーストインプレッションをお送りします。

※電車でのノイズキャンセリングテストや専用アプリ「Headphones Connect」の使い勝手についてはまた別の記事でお送りします。

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【目次】

WH-1000XM2開封の儀

まずはパッケージから。本体カラーはシャンパンゴールドにしました。
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内箱はシンプルなSONYロゴだけ。かっこいいです。

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持ち運び用のポーチ。 f:id:tomsam65:20171015165335j:plain

同梱品はヘッドフォン本体、充電用USBケーブル、飛行機などBluetooth禁止時用のコード(普通の有線ヘッドフォンとしても使えるわけです) f:id:tomsam65:20171015165608j:plain

本体を取り出すとこんな感じ。 f:id:tomsam65:20171015165856j:plain

音質チェック

次は気になる音質チェック。

音楽再生側の環境はiPhone 7 Plusです。iPhoneなのでワイヤレスハイレゾ(LDACやapt-X HD)は試せていません。

比較対象となるヘッドフォンはこちら。

  • ゼンハイザー HD650(ライトニング変換ケーブル経由)

  • MDR-EX31BN

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HD650は有線+ギリギリ手が届く価格帯での高音質ヘッドフォンということで、純粋な音質比較用です。

MDR-EX31BNは1000XM2と同じくBluetoothイヤフォン。手軽かつコスパに優れる良機種なので普及価格帯とハイエンドでどれくらい違いがあるか比較します。

音楽はJ-Pop、アニソン、洋楽、クラシックまで一通り確認。

音質は予想通りHD650が一番良かった・・・のですが、正直予想していたより1000XM2が健闘していました

静かな室内でじっくり聴き比べると、たしかにHD650の方が音の解像感(楽器ごとの音の違い)やボーカルの艶っぽさや伸びみたいなものが一段上だと感じるのですが、集中してやっと分かるかな程度。

もともとあまり優秀な耳じゃないので判定力に自信がないのですが、有線の高級ヘッドフォンにここまで迫っているのかとちょっと驚きました。

逆にハッキリと差が出たのはMDR-EX31BNとの比較です。

MDR-EX31BNは実売価格7000円台ということで気軽に使えて必要十分の音質ということで気に入っているのですが、音質に限っていえばWH-1000XM2の方が3段階くらい上です。もう、ハッキリと違います

値段にして5倍程度の差がありますし、イヤフォンとヘッドフォンということで形式まで違うので当然といえば当然ですが、MDR-EX31BNでは聞き取れなかった楽器ごとの音の違いがちゃんと分かります。ボーカルも人の声としてツヤまで分かります。

Bluetoothの音質にガッカリしたことがある人ほどWH-1000XM2を聴いてみてください。

「Bluetoothでも高音質イケるやん・・」と印象が変わると思います。

ただ、外出先や電車で気軽&ラフに扱うならMDR-EX31BNが良いと思います。扱いに気を使わなくて良いので。

外観で気になるポイント

音質とノイズキャンセリング能力には大満足なのですが、どうしても気になるのが本体の質感。

正直、4万円クラスのヘッドフォンにしてはややチープ感があります。

全体的にプラスチックらしい頼りなさがあって、質感にはもっとこだわってほしかったなぁという感想。

あと1万円高くてもいいので、強度が必要な箇所に金属を使ったり、クッションもあと一歩高級な感じにして欲しかった・・

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ちなみに写真だと金属っぽく見えるところも全てプラスチックです。

そのおかげでかなり軽いので、一長一短ではあるのですが、ハイエンドに求める高級感が足りないのは事実かなと。

音質と外観のまとめ

というわけでWH-1000XM2購入後のファーストインプレッションでした。

音質は文句なし。ここまで出来るのかと驚くレベル。

外観についてはあと一歩。高級感が足りないというところでした。

次は本機の最大のウリであるノイズキャンセリング能力編。実際に電車で試して消音効果を確認してみます。

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