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iPhone Xに搭載と噂の有機ELディスプレイって何が良いの? → 別次元の高画質になります

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今年も9月にはiPhoneが発表・発売されそうですね。

もちろん私も購入する予定です。今からワクワクが止まりません。

しかもiPhone Xではついにディスプレイが有機ELになるという噂があります。これが嬉しい!!

同じく有機ELを採用しているGalaxy Noteシリーズを2~Note Edgeまで、三世代ほど利用している有機ELファンとしてはもう辛抱たまりません。

というわけで今回は、

iPhoneに搭載される(という噂の)有機ELって実際のところどうなの?

そんな疑問に、実際に利用してきたユーザー視点でお答えしていきたいと思います。

先に結論を言うと、「画質については美しいの一言につきる。焼き付きとか寿命が短いという噂も気にするほどじゃないので期待大ですよ」という感じです。

余談ですが、iPhone Xの購入が決定している方は初日に予約することをおすすめします。

私は去年、iPhone7で購入を迷っている間にすっぱり在庫がなくなり一ヶ月待たされるという痛い目にあいました…ええ、なので今年は初日に予約します。

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【目次】

3分で分かる有機ELの特徴

では有機ELについて、難しい話はナシで「こんな良いことがあるよ」というメリットに絞ってサクっと解説します

そもそも有機ELとはなにか

有機ELはテレビやスマホで利用されているディスプレイ方式の一種です。

iPhoneは長らくIPSという通常の液晶でしたが、ライバルのサムスンは自社でディスプレイを開発している強みもあって、以前から有機ELタイプのディスプレイを採用していました。

有機ELは製造が難しいため、出始めのころは画質や寿命に問題があったものの、最近はそれも克服済み。

画質の美しさでは最高評価を獲得してきました。

有機ELの良いところ

液晶と有機ELは素材からして全く違うのですが、我々が感じられる違いとしては以下の2つです。

・画面が色鮮やか(深い黒から鮮烈な赤まで幅広い色を描ける)
・動画がボケにくい(動きが激しいシーンでもクッキリ)

後で詳しく述べますが、黒は漆黒というくらいの深い黒が表示できますし、赤や黄色といった明るい色合いも、液晶より遥かに色鮮やかです。

動画にも向いていて、映画や動きの激しいスポーツなどもボケることなくキレイに再生できます。

画質については本当に良いことづくめ。

実際に店頭でGalaxyシリーズなんかを見てみると分かりやすいです。一目瞭然ですよ。

悪いところ

単純に、お値段(コスト)が高いです。

製造に高い技術が必要で設備投資にもお金がかかるので、液晶に比べてどうしても高価になります。

家電量販店で液晶テレビと並んで有機ELテレビも展示されていますが、同じ画面サイズであっても有機ELの方が2~5倍ほど高いです。(これはディスプレイ以外にも要因がありますが、有機ELの方が高くなるのは避けられません)

スマホ画面でも有機ELはコスト増につながるのでミドル~ハイエンドモデルにしぼって採用されてきました。

iPhoneに採用された場合、価格アップに繋がる可能性は高いですね

また、製造の難易度が高いので液晶に較べると大量生産が難しいという弱点もあります。

普通なら問題にならないレベルですが、iPhoneのように全世界的に数千万台という需要があると用意するのも難しいわけです。

(量産が追いつかないことがiPhoneに有機ELが採用されなかった要因とも言われています)

その他のデメリットとしては、「寿命が短い、焼き付きが発生する」とも言われてきましたが、こちらはかなり克服されています。

(ただし焼き付きに関してはゼロではなく、2年目の時点で焼き付きは確認できました

3年前のGalaxy Note Edgeをまだ現役で使っていますが、ディスプレイより先にスマホ本体の寿命が来そうです。

iPhone(液晶)とGalaxy Note(有機EL)を比較してみた

有機EL「漆黒とはこういうことだ」

論より証拠。同じ画像を表示して画質を較べてみましょう。 f:id:tomsam65:20170814193628j:plain

暗い場所なので画像がボケ気味になってしまいましたが、それでもハッキリ分かるほどに違います。

iPhoneの方がぼんやりグレーがかっているのに対して、Galaxy Noteの方は漆黒といっていいほどの黒です

とくに「黒」に関しては液晶と有機ELでは別次元の性能です

これは別にiPhoneの液晶品質が悪いというわけではありません。というより、iPhoneは液晶としては最高といっていいレベルのものが採用されています。

単純にディスプレイ方式の違いによる性能差です

私のカメラ技術がつたないせいで分かりにくいですが、赤色についても有機ELのほうが鮮やかに表示されています。

2016年9月に発売されたiPhone 7と、2014年10月に発売されてからみっちり使ってきたGalaxy Note Edgeであっても、有機ELの方が優れているという…。

次世代ディスプレイと言われるだけのことはありますね。

【まとめ】やっぱり有機ELは素晴らしい

以上、iPhone Xに搭載されるという噂の有機ELについて、実際に利用しているユーザー視点での解説でした。

途中から単なる喜び表現だった気もしますが…ごめんなさい。それくらい楽しみなんです。

スマホでテレビや映画を見ることも多いので、画質が良ければ良いほどありがたいです。

ちなみにスマホ画面の高画質化については「解像度を4Kにする」という流れもありますが、これは正直あまり嬉しくありません。

解像度が増すと消費電力も増えてバッテリーの持ちが悪くなりますし、そもそもスマホの小さい画面での4Kになると肉眼で見分けられる自信がありません。

現状で高画質を狙うなら有機ELの方が絶対に効果的です。

というわけで良いことづくめの有機EL。iPhone Xではぜひとも対応してください…!

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