電子書籍リーダーKindleシリーズ最新版にして防水ハイエンドモデルのKindle Oasis(2017)を購入したので早速レビューします。
価格が高いこと以外は全く弱点のない端末に仕上がっているので、基本的に絶賛レビューです。今回は素直に脱帽です。褒めるしかない。
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【目次】
開封の儀
まずはお約束の開封写真から。
Kindle Paper Whiteと比較してこの薄さ…!
付属品は説明書とUSBケーブルだけといたってシンプル。
左はKindle Paper White(6インチ)です。右のKindle Oasis(7インチ)の画面の大きさが際立ちます。
Paper Whiteに較べて上下左右の枠(ベゼル)がかなり薄いので、漫画を集中して読むときの没入感が高まります。
あと写真だと分かりにくいのですが、OasisではPaper Whiteと較べて画面の輝度のムラがなくなりました。
Paper Whiteだと画面の隅がほんの少し暗くなるのですが、OasisではLEDライトの数が増えたおかげで輝度ムラが全くありません。まさに紙です。
重量は194gなので、おおよそ文庫本1冊と同じ重さです。片手でも気軽に持ち続けられる重さですね。
お風呂での読書が至福の時すぎてヤバイ
Kindle Oasisのセールスポイントの1つである防水機能。これが神がかって便利です。
いまやスマホでも防水は当たり前になってきましたが、風呂場で読書するときはリラックスしたいのでE-Inkディスプレイで防水機能が欲しかったんです。
E-Inkならスマホと違ってバックライトで目が疲れることもなく、本当に紙の本を読むように長風呂しながら読書できます。紙と違って湿気でふやけることもありません。
スマホの弱点も紙の弱点も克服した最強の読書端末です。
たとえ水没しても、防水スペック上は1時間たっても故障しません(そんなに沈めませんが)
毎日風呂場で読書してもまったく劣化しない本ですから、勉強するも良し、ジュースを持ち込んで長風呂で読書も余裕です。
お風呂で読書したくてKindle Oasisを購入したのですが、期待通り最高です。
水滴で動作テスト
勢いで水滴を画面いっぱいにぶちまけてテストしてみましたが、動作は全く問題ありませんでした。
防水スマホでも濡れた画面を指でフリックすると静電気の関係でどうしても誤作動しますよね(動かなかったり、勝手に拡大縮小されたり)。
Kindle Oasisでも水に濡れた状態だと画面タップやフリックでは誤作動するのですが、サイドに「ページ送り」「ページ戻し」の物理ボタンがあるので、水に濡れていても余裕で操作できます。
この物理ボタンのおかげで風呂場での操作性はスマホすら越えました。
このボタンが実に良い仕事をします…!
お茶やコーヒーをこぼしても大丈夫という絶対の安心感
この防水機能をもって「Kindleはついに紙の本を越えた」と断言しても良いほどに素晴らしいです…!
先ほど書いた通り、風呂場でのんびりリラックスしながら読書も最高ですが、さらに嬉しいことに普段テーブルで読書していてお茶やコーヒーをこぼしても汚れないし壊れないんですよ。
電子機器であればお茶やコーヒーがかかって壊れるのは良くある話ですよね。紙の本だって、コーヒーをぶちまけてやけに良い香りがする茶色い本が誕生なんていうことも良くある話です。
それがKindle Oasisでなくなりました。書籍とコーヒーの戦いにいま終止符が…!
さすがに汚れてしまうのでコーヒーやお茶を実際にぶちまけるテストはしていませんが、Kindle Oasisの防水性能はIPX8(水深2メートルに1時間沈めても壊れない)ですからコップ1杯の水分なら問題ないと思われます。
さて問題は値段です
ここまで書いたように、Kindle Oasisは「軽くて画面が大きくて目が疲れないうえに防水」という究極の電子書籍リーダーになりました。
ですが最後に残った唯一にして最大の問題が、38980円(プライム会員なら4000円引きで34980円)という値段です。
本を読むためだけの端末に約3万5千円…! 正直ちょっと引きます。
モノとしては間違いなく最高です。紙の本すら越えたと断言できます。ですが3万5000円。
これが高いか安いか(いや安くはないか)は、もはや買う側の「日々、どれくらい本を読むか」でしか判断できません。
私は漫画も小説も実用書もすべてこのKindle Oasisに集約するつもりで買いました。
そして何よりも欲しかった防水機能。風呂場でリラックスしながら読書したいというのが最大の目的でした。その結果、3万5000円を払う価値はあったと思います。
とはいえ、最低でも3年は使い倒して元を取ろうと思います(笑)
同時にカバーを注文したのですが到着までまだ1週間以上かかるみたいです。同時に来て欲しかった・・・
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